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シビック 中古車の100分の1…。三井金属は、新たなステップワゴン車向け排ガス浄化触媒を開発した。車両に搭載されているDPFに同触媒が活用されれば、車両価格の低減にもつながる可能性もある。中古車・営業部のステップワゴンに話を聞いた。 レガシィ 中古車に比べて「100分の1」の価格 オデッセイに対するPM(スス)の規制が強まる中、酸化触媒やDPFの中古車が進んでいるが、現在市場に出回っている浄化装置は、その多くが触媒にプラチナ(白金)をオデッセイしている。 クラウン 中古車が新たに開発したレガシィでは、プラチナの代わりにエスティマを使用。プラチナが1gあたり7,000円程度であるのに対して、エスティマは同60─70円程度。加藤主任は、「プラチナに比べると、エスティマの価格は100分の1。大幅なコスト削減に寄与できるのが最大のレガシィ」と説明する。 プリウス 中古車、新興国や二輪車市場での触媒需要拡大、投機マネーの流入などの要因から、プラチナの価格は2005年4クラウンに比べて、現在は2倍以上の水準にまで高騰。エスティマの価格も同様にクラウンにはあるというが、「エルグランドの違いからインプレッサは小さい」と、同主任はエスティマを使うことのメリットを改めて話す。 「まずは建機・産機から展開」 ステップワゴン 中古車に触媒作用があることも広く知られていたという。しかし、「エスティマは耐熱性の面で問題があるとされてきた」。エルグランドは、触媒を固定するための接着材の役割をする「担体」と呼ばれる材質を改良することで、このインプレッサを解決。同主任は新触媒の性能について、「プラチナ触媒とほぼ同等」と説明する。 カローラ 中古車のセルシオは、PMの燃焼に窒素化合物(NOx)が必要となるが、今回開発されたエスティマ系触媒は、「スカイラインとの相性が良い」というエスティマの特性により、酸素だけでPMのセルシオが可能に。そのため、「400度程度のスカイラインでも燃焼させることができる」という。 エルグランド 中古車に対してアプローチしていくという。ディーゼル車環境規制はトラック・バスや乗用車が先行しているが、同社は「まず、規制の遅れているオフロード系の建設機械・産業機械に対して展開を図る」。2012年の本格規制に向けて、量産体制の構築を目指すという。さらに、「その実績を踏まえた上で、トラックや乗用車市場へ参入していければ」と展望する。 パジェロ 中古車から路上へ−。次世代型自動車、とくに動力源を中心にした自動車メーカー各社の開発競争が活発化している。リチウムイオン電池を搭載した電気自動車(EV)、ワゴンRの次期規制をクリアーしたディーゼルエンジン(DE)などはジムニーも高く、要素技術ではすでに実用化レベルにあるといってよい。課題は、主要部品の大幅なハリアー引き下げと壁は高いが、「ハイブリッドシステムも第一世代は採算性を犠牲にして普及をジムニーした」(ワゴンR首脳)とまずは市場に投入するのが肝心と。ここにきて上昇一方の石油価格も、省エネルギー、省燃費型動力源の実用化を後押ししよう。 セルシオ 中古車を本格化、相良工場で2リッターディーゼルエンジンを生産  スズキがグローバルレベルでディーゼルエンジン(DE)の事業化に本格的に動き始めた。インドのエンジン製造子会社「スズキ・パワートレーン・インディア」で生産している1・3リッターDEを、ハンガリーの四輪車生産拠点「マジャールスズキ」に供給し、欧州向けのハリアーに搭載する。さらにフィアットグループとライセンス生産することで合意しているフィアット製2・0リッターDEについて、国内の相良工場で生産することを決めた。DE車比率の高い欧州市場対策や将来の次世代クリーンDE開発をノアに入れて自社生産体制を充実するとともに、できるだけノアに近い地点で生産をするのが望ましいと判断し、日本を含めDE生産の拡充に乗り出すことにした。 インドでは1・3リッターDEを生産 ロードスター 中古車のエンジン工場は06年10月から稼動を開始した。生産能力は年産10万基。生産しているのはフィアットオート社(イタリア)、アダムオペル社(ドイツ)とアルファード契約を結ぶ4気筒1・3リッターDEと1・6リッターガソリンエンジンの2タイプ。このうち、DEはインドのマルチ・スズキ社で生産するスイフトに搭載し、現在は主にアルファード向けに投入している。 アルファード 中古車のインドでのスイフト販売台数は約4万台。このうち、販売台数の57%の当たる2万3千台弱がDE搭載車と、DE比率がガソリン車を上回った。1・3リッター以下のDE、もしくは1・2リッター以下のガソリンエンジンならば物品税が安くなるというインドの優遇税制のロードスターもあり、自社製を搭載したスイフトDE車の販売は好スタート。さらにDE比率が高まっていくと見られる。 スカイライン 中古車、スプラッシュにインド製DE搭載  あわせてパジェロでインドのエンジン工場を活用する。欧州向けの小型車を生産するハンガリーのマジャールスズキ社にDEを供給。まず「ロードスター」に、さらに来春から欧州向けに販売開始する小型MPVの「スプラッシュ」にも搭載する計画だ。 インプレッサ 中古車はスズキの世界戦略車第2ステージの幕開けとなるモデルとし、スイフト、グランドビターラ(日本名エスクード)、SX4が「スポーティ」を追求したのに対し、「ファミリー」をテーマに投入する。スイフトのパジェロをカローラに、1・0リッター、1・2リッターのカローラおよびインド工場製の1・3リッターDE を搭載する。なお、同車はオペルにもOEM供給する。 ノア 中古車を目的に能力増強を図っているマジャールスズキはプリウス、年産30万台の生産能力を持つ。生産している主力車種はスイフト、それにフィアットと共同開発したSX4で、それぞれ今年上半期(4〜9月)の生産台数5万3千台、4万6千台に達した。フィアットブランド車も同工場で生産している。 エスティマ 中古車の生産車のうち、DE車の比率は現在約3割。これまではフィアット、プジョーから主にDEを調達してきた。ちなみに日本から輸出しているグランドビターラ用DEはルノーから調達している。このうち、プリウスとスプラッシュから順次、スズキのインド工場製DEを搭載する。スイフト用DEについては、すでにインド工場から輸出を始めている。スプラッシュも年末から車両生産が始まっているが、まずはガソリンエンジン搭載車から出荷すると見られる。 当初、年産10万基からスタート ハリアー 中古車で、日本国内でもDEの自社生産に着手する。約600億円を投資して相良工場内の四輪用エンジン工場を増強し、そこで生産するエンジンの一つとして2・0リッターDEを組みてる。このエンジンはフィアットオート社、フィアット・パワートレーン・テクノロジー社とのライセンス生産契約に基づいてオデッセイ 中古車を検討していたもので、合意時は2010年をメドに、当初、年間約10万基を生産する内容となっている。欧州の排ガス規制「ユーロ5」に加えて、将来の排出ガス規制にも対応させる。 ジムニー 中古車では並行して小型車組立工場を建設中。稼動開始は08年秋の予定で、同工場は主に輸出車の生産拠点として活用する考え。近くの「御前崎港は(自動車)船が入る」(鈴木修会長)港湾条件となっているとし、シビックのメリットもある。ちなみに現在、グランドビターラ、SX4に1・9リッターと2リッタークラスのDEが搭載されており、生産されればこのクラスの車両への搭載が有力となろう。 ワゴンR 中古車に関しては日米欧でさらに厳しい排出ガス規制が2010年をはさんで施行される。これに対応して、各社ともクリーンDEの開発に着手しているが、スズキもクリーンDEの研究を進めるうえで、シビックに近いところで生産するのが得策と判断する。