株式会社エフエム東京(かぶしきがいしゃエフエムとうきょう、Tokyo FM Broadcasting Co.,Ltd)は、東京都を放送対象地域とする民間放送の放送局である。
TOKYO FMのステーションネームを使用しており、略称はTFM。JAPAN FM NETWORK (JFN) のキー局である。
キャッチコピーは「Just me, Just 80MHz TOKYO FM」。
目次 [非表示]
1 概説
2 会社概要
2.1 企業情報
2.2 株主構成
2.3 沿革
2.4 グループ会社
2.4.1 連結子会社
2.4.2 持分法適用関連会社
2.4.3 その他資本関係のある重要な会社
2.5 備考
3 施設・技術データ
3.1 周波数
3.2 聴取方法
3.3 サテライトスタジオ
3.3.1 現在運用中のサテライトスタジオ
3.3.2 以前設置されていたサテライトスタジオ
4 編成・番組の特徴
4.1 歴史
4.1.1 黎明期 - 1980年代
4.1.2 1990年代以降
4.1.3 2006年以降
4.2 その他
5 番組情報
5.1 平日
5.2 月〜木曜日
5.3 金曜日
5.4 土曜日
5.5 日曜日
6 放送終了した番組
7 タイムテーブル
8 アナウンサー
8.1 元アナウンサー
9 FM放送以外の事業
9.1 映画
9.2 出版
9.3 テレビ放送事業
9.4 レストラン運営
9.5 その他
10 外部リンク
転職サイト
[編集] 概説
1970年4月26日に一般放送事業者の開設する超短波放送の放送局としては全国で3番目に開局した。放送開始時(オープニング)・終了時(クロージング)の曲の部分のみは、愛称がFM東京であった時代から使用されている。 因みに開始時(オープニング)の曲は「シュネルポルカ」。放送終了時(クロージング)の曲は「歌は終わりぬ」(マントヴァーニ楽団)。[2] ちなみに後者は、前身である東海大学のFM東海の時代からそのまま引き継がれている。
[編集] 会社概要
[編集] 企業情報
正式社名 株式会社エフエム東京
英称 Tokyo FM Broadcasting Co., Ltd.
コールサイン JOAU-FM (文字多重放送 JOAU-FCM )
本社 東京都千代田区麹町一丁目7番地 FMセンター
代表取締役会長 後藤亘(東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)取締役会長兼務)
代表取締役社長 冨木田道臣
看護師 求人
[編集] 株主構成
筆頭株主は、現在でも、設立の母体となった学校法人東海大学であり、第2位が送信設備のある東京タワーを所有する日本電波塔である。その他大株主の状況は、以下の通り。括弧内は、有価証券報告書による、2007年9月30日現在の発行済株式の所有割合。
学校法人東海大学 (8.89%)
日本電波塔株式会社 (6.67%)
株式会社みずほコーポレート銀行 (4.94%)
株式会社読売新聞東京本社 (4.89%)
学校法人北陸大学 (4.44%)
監視カメラ
[編集] 沿革
1960年5月1日 - 前身でもある日本初のFM放送局・FM東海を東海大学代々木校舎に開局
1970年3月17日 - 株式会社エフエム東京 設立
4月25日 - FM東海が閉局。
4月26日 - 「FM東京」として再開局。本社は霞が関ビル内だった。
1972年 - 民放FM4局(FM東京、FM愛知、FM大阪、FM福岡)による第1回FMフェスティバル開催。
1974年 - 国際通信センタービル(KDDビル・現KDDIビル)31階に移転。
1979年 - FM多重放送 (SCA) 実験開始。
1980年 - 民放FM4局(FM東京、FM愛知、FM大阪、FM福岡)間にFM放送用PCMステレオ回線開通、運用開始。
1984年5月31日 - FM東京らが中心となって、株式会社ジャパンエフエムネットワーク (JFN) を設立。
1985年 - FMセンタービル(千代田区麹町一丁目)が完成、本社を移転。
1985年 - 初のPCMデジタルステレオ衛星生中継実施(日米間。ソニー製のPCMプロセッサーPCM-1610を使用して行われた)。
1988年 - 超短波音声多重放送を開始(1998年3月で終了)。
1990年 - 開局20周年記念全世界衛星中継コンサート「We Love Music, We Love the Earth」を実施。
1990年10月1日 - 愛称を「FM東京」から「TOKYO FM (TFM) 」に変更。
1993年6月 - パルコとの共同でサテライトスタジオ『スペイン坂スタジオ』を渋谷パルコpart.1に設置。
1993年 - JFN加盟33局を結ぶCSネットワーク運用開始。
1994年10月1日 - 超短波文字多重放送「見えるラジオ」放送開始。
1996年 - JFNセンター竣工。所在地はエフエム東京に隣接。
1996年7月30日 - 会員制マルチメディアネットワークサービス「パパラジーコム」(有料放送サービス、現TOKYO FMリスナーズクラブ)開始。(2008年6月30日サービス終了)
2004年2月8日 - 国内FM局初の「SRS Circle Surround」を利用した5.1chサラウンド放送を実施。
2005年11月19日 - 開局35周年記念事業の一環として『渋谷スペイン坂スタジオ』を改装しリニューアルオープン。
2006年10月1日 - 青梅中継局を開局 (83.6MHz 20W)
2007年3月26日 - スターバックス、三井不動産(東京ミッドタウンマネジメント)との共同でサテライトスタジオ『TOKYO FM Midtown Studio』を東京ミッドタウン・プラザ1F・「スターバックス TOKYO MIDTOWN COMPLEX STUDIO」内に設置。
[編集] グループ会社
[編集] 連結子会社
株式会社ミュージックバード
TOKYO FM AT NEW YORK,INC.
ジグノシステムジャパン株式会社 (大阪証券取引所ヘラクレス)
株式会社エフエムサウンズ
他合計12社(2005年9月30日現在)。
[編集] 持分法適用関連会社
株式会社ジャパンエフエムネットワーク
他合計6社(同上)。
データ復旧
[編集] その他資本関係のある重要な会社
東京メトロポリタンテレビジョン株式会社 (TOKYO MX) の筆頭株主であり、同社株の10%を保有している。
[編集] 備考
1958年12月から1970年4月25日までの間、東海大学のFM東海が超短波放送の実用化試験放送を行っていたが、同局が廃局となった翌日の1970年4月26日にエフエム東京に移行した。この関係で、1988年まで日曜・祝日を除く平日の午前5時 - 6時30分、午後6時30分 - 8時48分までの時間帯は、東海大学付属の高校「望星高校」の授業番組「高校通信教育講座」が放送されていた(テーマ曲はサン・サーンス「動物の謝肉祭」より「白鳥」)。朝はともかく、夕方から夜の聴取者が最も多くなる時間に教育番組が放送されていたと言うのも、現在ではやや考えづらい事実と言えよう。同年以降はFMデジタル多重音声放送(現在のFM文字多重放送とは方式の異なる別物。専用受信機を要する)に移行し、更にその後ミュージックバードに移行している。
東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)の筆頭株主であり、後藤亘が会長を兼務している。又同局の早朝ワイド番組「TOKYOモーニングサプリ」並びに平日夕方の情報バラエティ「5時に夢中!」に上田万由子アナウンサーがキャスターとして出演している(高柳恭子アナも出演していたが、2004年4月から青年海外協力隊でミクロネシアに派遣された為同年3月で降板)。又、TOKYO MXでTOKYO FM番組のCMを放送している(この逆もある)。
ミュージックバードで平日の番組の再送信を行っている。
クロージング後の試験放送では、音質調整を行う際に、洋楽・邦楽問わず曲を流すことが多い。なおテストトーンを流し続ける場合もある。
現在のキャッチコピーは2005年4月26日から使用されており、「私にピッタリ、ピッタリ80MHz」という意味が込められている。以前は「Tokyo FM, 80MHz」とJFN共通ジングルが使われていた。
2006年10月1日、多摩西部の受信状況を改善するため、青梅市に青梅中継局を開局した (83.6MHz 20W) 。
ジングルにのせてサテライトスタジオ「渋谷スペイン坂スタジオ」の宣伝やラジオコマーシャルの広告主募集の案内(Try! 80)を流す事で知られる。これは他の在京各局には見られない特徴である。
[編集] 施設・技術データ
[編集] 周波数
送信所(中継所)・周波数・アンテナ出力の順
東京タワー 80.0MHz 10kW (ERP44KW)
送信柱 日本電波塔(東京タワー)送信空中線は地上高204Mに位置
送信空中線 スーパーゲインアンテナ8段4面(NHK-FM、J-WAVEと3波共同)(TFM関係の施工古河電工)
放送送信機 FBN-15Kシリーズ (NEC) 10KW×2台式、内気循環空冷式
STL送受信装置 (NEC) 出力50mW、2m鏡面パラボラ、バックアップ回線としてNTT中継回線とデジタル専用線 (384kbps) でコーデックはAPT社、監視装置としてweb監視システムを構築 (NEC&APT)
高圧受配電 スポットネットワーク、75KVA、2回線受電
非常用電源 ディーゼル発電機(東芝)500KVA
備考 2003年春に放送機更新、その前はFBN-9100SST (NEC) 、FBN-11K01SU (NEC) を使用。FBN-9100SSTは1981年から使用されていた。このFBN-9100SSTは高出力FM放送機としては国内初の全固体化であった。当時の大出力局はAM、FM、テレビ放送等管球式の放送機が活躍していたのである。当時の浜野満氏をはじめとする先進気質あふれる技術者達により個体化に移行した。この少し前の時期にFM AICHIが終段に管球式の放送機に更新したため上層部を説得するのに苦労した。実績もなく管球式の放送機の方が遙かに安価だったからであった。そこでメンテナンスのしやすさ、ランニングコスト、放送機の寿命が長いこと等、長い目で見ると結局得であることを力説、説得させて上層部は導入に踏み切った。なおオーディオプロセッサーはorban社(日本正規代理店オタリテック)OPITIMODを使用、初代のOPTIMOD-FM8100から最近はFM8500を導入、TOKYO FMの音と変調の最適化を図っている。
非常用送信システム
送信機はFBN-11K01SU(NEC)で送信空中線は麹町のFMセンター屋上にある非常用送信塔に設置されたST(スーパーターンスタイルアンテナ)3段により出力1KW、ERP2.5KWで送信される。
新島 76.7MHz 100W (ERP250W)
送信柱 25m四角鉄塔(NHK共用)
送信空中線 2L(双ループ)1段2面(NHK共用)
送信機 FM250JR×2(CROWN、代理店: 松田通商)100Wに減力運営。FM250JRは親局をエア受けするレシーバー部と送信部などがワンセットになったトランスレーター[Translator]である。レシーバー部のユニット交換で純粋な送信機のみの運営も可能。
中継回線 親局(日本電波塔の芝放送所)を5素子八木宇田1段2面にてエア受け、web監視システムを構築
送信局舎 鉄筋コンクリート2階5m×5m(NHK共用)
非常用電源 UPS1.5KVA×3(APC)
備考 2003年から更新を検討した。それまでの送信機はJBN-3701 (JRC) を使用。
八丈島 84.3MHz 10W (ERP9.1W)
送信柱 22m四角鉄塔(NHK共用)
送信空中線 ST(スーパーターン)1段1面(NHK共用)
送信機 FM30JR×2(CROWN、代理店: 松田通商)10Wに減力運営。FM30JRは出力以外はFM250JRと同等の機能。
中継回線 新島局を5素子八木宇田1段2面にてエア受け、web監視システムを構築
送信局舎 鉄筋コンクリート1階5m×5m(NHK共用)
非常用電源 UPS1.5KVA×2 (APC)
備考 2003年から更新を検討した。それまでの送信機はJBN-3301 (JRC) を使用
青梅 83.6MHz 20W (ERP32.4W)(2006年10月1日開局)
関連会社TOKYO MX青梅局のある二つ塚峠の東京都消防二ツ塚無線中継所付近に設置されていると思われる。
[編集] 聴取方法
地上系による放送 80.0MHzほか
SPACE DiVA 第125チャンネル
モバHO! 第360チャンネル
USEN440(関東、群馬、栃木及び茨城の各地区に限る) CG32
キャンシステム(関東に限る) D-2
ケーブルテレビ 事業者に依ってチャンネルは異なる
スカパー!光 80.0MHz
上記からも分かる通り、衛星放送に依って、地上系による放送の放送対象地域である東京都のみならず日本全国で聴取する事が出来る(地上系による放送であっても、スポラディックE層が発生した場合は日本全国で受信する事が出来る)。
なお放送対象地域はあくまでも東京都のみなので関東地方(首都圏)でJFN系のない神奈川県、山梨県、千葉県、茨城県、埼玉県のリスナーはスピルオーバーしている電波を受信して聴いている事になる。スピルオーバーにもかかわらず出力が強いためか不自由なく聞ける。一部地域では隣接県のJFN系列局が聴ける場合がある。小田原は静岡県に近いが伊豆に山が多いため神奈川県西部では静岡県の放送ではなくTOKYO FMを聞いている。その他JFN系列が存在する群馬県、栃木県、長野県、新潟県、福島県、静岡県の一部(主に伊豆半島の東海岸)においても終日受信可能。(栃木県北部〜福島県南部では、エフエム福島の白河中継局の周波数が79.8MHzなので混信する場所があるほか、栃木県中部〜南部にかけてはNHK宇都宮放送局のFM放送が80.3MHzなので常時混信が発生する。東京都や埼玉県の一部でも受信機器や環境によってはNACK5の79.5MHzと混信する事がある。)
尚、最南西端において受信が確認できているところは(たぶんスポラディックE層が発生している状況で聴取できる。当然毎日聴けるという事ではない。)沖縄県沖縄市他、周辺市町村において、雑音も無くクリアに親局(東京 80.0MHz)より聴取可能。他、NACK5も聴取確認済み。
[編集] サテライトスタジオ
[編集] 現在運用中のサテライトスタジオ
渋谷スペイン坂スタジオ
東京都渋谷区宇田川町 渋谷パルコパート1・1階内
1993年6月にパルコとの共同プロジェクトとしてオープンし、
2005年11月19日には、TOKYO FM 35周年記念事業としてリニューアル。
月 - 木・17:00-19:55「WONDERFUL WORLD」、
土曜日・13:00-13:55、15:00-16:55(カウントダウンステーション)、
日曜日・12:00-12:55「au DOWNLOAD MUSIC CHART」などが公開生放送中。
システム概要
主コンソール 花岡
副コンソール ヤマハ01V
マイク KMS105(ノイマン)、C-414 (AKG) 、臨場感としてPZM-11 (Amcron) 他
CDプレーヤー DN-961FA(デノン)
モニタースピーカー V6 (KRK) 、MSP3(ヤマハ)、101MMW(ボーズ)他
回線 半蔵門と渋谷スペイン坂スタジオとを128kbpsを2本使用とし256Kbpsで番組を伝送。音声コーデックは英国APT社のaptRIOで音声圧縮ADPCM方式256kbpsで送っている。ADPCM方式はJFNサテライトネットワークで実績がある。予備回線はISDNでコーデックはCDQ PRIMA120、Mpeg1Layer2 128kbps。交通情報はモノラルとしてISDN回線で音声コーデックはScoopStudio (AETA) を使用。