FX自己資本規制比率
前回、スワップ派のリスクについてまとめてみましたが、 (「スワップ派のリスクとは」参照) いろんな方からアドバイスをいただきました(*^^*) 皆様、ありがとうございました♪ 私的には、そうやってみんながいろんな知識を寄せ集め 全体的にレベルが上がっていくのは非常にうれしい限りです。 さて、今日はその中からFX業者が潰れるリスクの対策として、 「FX業者の見極め方」 についてまとめてみたいと思います。 FX取引、FX初心者、くりっく365、FX口座開設、FX資料請求 FX業者を見るときのポイントをまとめてみました。 1.自己資本規制比率 これは何度か取り上げた事もあったかと思いますが、FX業者の健全性を示す指標です。 簡単に言うと、リスク相当額に対する自己資本金の大きさを割合として表したものです。 (厳密には、「固定化されいていない自己資本金額」とされています。) 金融商品取引業者は、自己資本規制比率が120%以上保つことが義務付けられています。 ただし、もちろん120%ギリギリでは危険なので、ある程度上のラインをキープしている業者 が望ましいと思われます。 (常に250%以上が最低基準ラインとのアドバイスもいただきました。) また、自己資本規制比率が下降していっている場合は注意 したほうが良いかもしれません。 2.信託保全の有無 これも過去に出てきていますが、信託保全とは、分別管理の1つの方法となります。 よく「分別管理しています」と書いていても、これは信託保全と同じではありません。分別管理は現在金融商品取引業者すべてに義務付けられています。 その分別管理の中でも、信託銀行にお金を分別管理しているのが、「信託保全している」という状態です。 ただし、信託保全されていると書かれていても、 上限が決まっていたり、 保証対象が円に限定されている場合 もあります。 また、ヒロセ通商 のように、FX2(ミニ)は信託保全されているけどLIONFXはされていない、 というように同じ会社の中でも信託保全されているシステムとされていないシステムがあったりもします。 そのあたりはご注意くださいね。 FX 3.信託保全先の安全度 これは、新銀行東京の件で何度か出てきましたね(^^;) いくら信託保全されていても、その信託先は大丈夫なのかということです。 ヒロセ通商 の信託先が新銀行東京からOCBC証券に変更になりますが、 ヒロセのHPに「ムーディーズ格付けでもAa3と世界的に最も信用度の高い金融機関の一つです。」 と書かれています。 ムーディーズは世界でも有名な格付け機関なので、 そういった専門家の格付けを確認することも、信託先の安全を確かめる1つの方法となります。 (新銀行の場合は、ニュースなどでバンバン流れていたので分かりやすかったですが(^^;)) ちなみに、見方はAaa1、Aaa2、Aaa3、Aa1・・・、A3、Baa1、Baa2・・・、B3、Caa1、Caa2・・・、C(最低ランク) となります。 つまりAが多いほど、数字が小さいほど、格付けが高い ということになります。 なので、確かにAa3というのは結構高いほうですね。 また、ムーディーズの他にも有名な格付け機関としてスタンダード&プアーズがありますが、 スタンダード&プアーズでは、数字ではなく「+」や「−」が付きます。 例の新銀行東京は、2008年現在、長期格付けがBBB−となっています。 危険地帯ですね・・・(^^;) 関連リンク ムーディーズ スタンダード&プアーズ FX 4.証券監視委員会による臨店検査の経過 これは、ブログ読者さんのryuさんに教えていただきました。 ryuさん、本当にありがとうございました。 昨年10月から、証券監視委員会によるFX業者への臨店検査が行われています。 この検査の期間も、FX業者を見るポイントとなるそうです。 FX専業業者の場合、規模が大きくても30日以内で検査が終了するのが原則だそうです。 短期間で終了している場合は、全く問題なしの場合と、明らかに問題点が見つかった場合 (ただし、その問題点以外のOKという場合)だそうです。 つまり、不適格事項が多い場合は検査機関が長くなる そうです。↑を見ると、確かにJNSはめっちゃ長いですね・・・。 検査が終わった段階で、これを知っていれば、もっと早くに危険が察知出来ていたわけですね〜・・・。 と、こんな感じになりました。 これから業者を選ばれる方は、ぜひ参考にしてみて下さい。 また、「他にもこんなポイントがあるよ〜。」なんて知っている方は、ぜひ教えてくださいね。 ちなみに・・・。 私が使っている業者や、トルコリラなどでよく取り上げている業者を確認してみましたが、 (ほんとはもっとたくさんの業者について調べたかったんですが、記事書くのに疲れました・・・(^^;) たま〜に他の業者を調べたらこのページに追加していきますね。)最近、信託先が新銀行東京のところは、どんどん他の信託先に変わっていってるようです。 いつの間にか、私の使用しているところも全て新銀行東京ではなくなりました! セントラル短資 は検査がまだみたいですが (きっとセントラルは大丈夫だと信じています・・・(-m-;)) それ以外のところは全体的に、結構優秀でした♪ 良かった・・・(*´∇`*) FX 今日の記事が参考になった方はランキングの応援よろしくです♪さて、今日はフォワード取引について書いてみたいと思います。 このフォワード取引、私もつい先日まで知りませんでした。 (勉強不足です・・・(^^;)) このブログを読んでくれている方からフォワード取引の話を聞きまして、 なんだか美味しそうな話・・・♪ と思い、勉強してみたわけです。 まず、結論から先に言うと、USD/HKDに対して非常に有効かも、 ということです。 ということで、まずは、フォワード取引自体について説明したいと思います。 このフォワード取引をとり扱っているSVC證券 のHPによると、 「外国為替取引の種類のひとつです。先渡し取引とも呼ばれ、将来の価格を現時点で成立させる取引のことをいいます。  通常スポット取引では、取引の成立日から2営業日以内に受け渡しを行うのに対して、3営業日以降に受け渡しを行う取引をフォワード取引とよびます。  フォワード取引で提示されるレート(価格)は、スポットレートにスワップポイントが加減されたものになります。」 と書いてあります。 とっても簡単に言うと、 現在のレートに将来もらうスワップポイント分を加減したレートでポジションを持つ ということです。 多分それでも分かりにくいので(私もそう思ったので)、具体例をあげます。 まず、このフォワード取引は普通のFXの画面(SVC證券 のSVC-Trader)で行うのですが、 SVC-Traderの取引画面では、次のようになっています。 とりあえず、分かりやすいようにクロス円通貨で考えて見ますね。SVC-Traderの取引画面の注文画面は以下のようになっています。 現在のユーロの価格は、ビッドが161.879、アスクが161.913となっています。 スポット価格のところですね。 でも実際に注文をするところは、緑のところになるのですが、 ここのレートは、アスクで158.91となっています。 つまり、この158.91でユーロ1万通貨を買える訳です。 え〜!!めっちゃ得じゃん〜!! と思いますか?実はそうでもないです(^^;) 緑部分の左側の先渡し日を見てください。 先渡し日は2008年12月4日となっていますよね。 今から半年後です。 この半年後の金額で取引を行うわけです。 (この「半年」ってのは自分で決められます。ただし半年以内です。) 普通にユーロ円を買っても、スワップがどんどんついていくので、 もし為替変動がなければ、スワップ分が儲けとなりますよね。 そのスワップ分を加減してレートが決まっているわけです。 つまりスワップの先取りということです。 ちなみに・・・。 じゃあ、今158.91円で1万通貨買って161.8で売ったら、約3万円の儲け!? もちろん、そんなわけはありません(^^;) フォワード取引で買った通貨は、売るのもフォワード価格です。 つまりやはりスプレッド分損をします(笑) 他にもまだまだ書きたいことはあるのですが、 長くなるので次回にしますね。 (全然USD/HKDまで辿り着いていませんが・・・。 でもきっと感の良い人は気づいているはず。USD/HKDの弱点は、スワップの不安定さでした♪)ここで、フォワード取引のメリットですが。 スワップが固定で受け取れる 何より、これがメリットです。 USD/HKDでなくても、スワップは、日々変動をするわけですが、 ドル/円やユーロ/円などのメジャー通貨であれば、 政策金利や円高・円安などの影響を受けるぐらいで 毎日そんなに変動するわけではありません。 でも、先日私が被害を被ったアイスランドクローナなどのマイナー通貨や USD/HKDなどのペッグ制通貨などは、 その他の様々な要件によりスワップが変動します。 そういう場合、現在のスワップ金額で、将来もらうスワップ金額を確定出来れば 少なくともスワップ変動のリスクから開放されます。 つまり・・・。 先ほどのUSD/HKDのメリットと、フォワード取引のメリットを組み合わせれば、 ドルペッグ制で為替変動リスクを抑え、フォワード取引でスワップの変動を抑えるという、 スワップ派としては非常に美味しいポジションが出来上がります。 ただし、スワップが低いときに固定してしまうと、 もちろん損をしますので、フォワード取引はタイミングが大切です。 それでは、言葉だけでは分かりにくいので、 今回も実際の取引画面を見ながら考えて見ます。 ↓の図は、実際のSVC證券 のフォワード取引画面です。 前回は分かりやすくユーロ/円で見てみましたが、 今回はUSD/HKDでの取引を想定して見てみます。 (昨日とった画像を使用しています)現在のUSD/HKDの買いレートは7.8091です。 (スポット価格) 先渡し日を半年後とすると、その間のスワップを加味した買いレートは7.78323となります。 (黄色いところです。現在は取引が出来ない時間帯なので黄色くなっています。) アスクのスワップレートを見ると-0.02587となっていますね。 これが、半年間のスワップ分となります。 0.02587HKD×10000通貨=258.7 つまり、半年間のスワップは、USD/HKD1万通貨あたり258.7HKDとなります。 現在の香港ドル/円のレートが13.685なので 13.685×258.7=3540.3円 約3540円が半年間のスワップとなります。 これを日割りすると 3540円÷180=19.666円となり 1日あたり約20円のスワップがもらえる、ということですね。 FX ちなみに・・・ 普通にUSD/HKDを取引した時の現在のスワップは、 1万通貨あたり1.29HKDとなっています。 (SVC證券 のスワップ参照) 1HKDを13.685円とすると 13.685円×1.29HKD=17.65円 となり、多少フォワード取引時のスワップの方が高くなります。 もちろん、今から半年間、ずっと17.65円というわけではないので、 現時点でフォワード取引をした方が良いというわけではありません。 それでは、いつだったらフォワード取引が有効なのか・・・。 それについては、香港ドルの過去の値動きやスワップの推移、 そして香港ドルのスワップの決まり方など、 もう少し詳しい話が必要になりそうなので、 また次回にしますね。